
浮気を夫婦の終わりだと考える人が多いようですが、それは考え方の違いです。わたしは以前、すぐに別れを切り出す女性と出会った事があるのですが、何かのきっかけがあったり、少し注意したりすると、すぐに別れようというわたしに限らず他人を拒絶する悪癖がある人でした。
本人もそれを言っていましたし、その悪癖を自分でも分かっていたので、わたしは冷静に落ち着くまで結論を出さないようにと言い続けました。彼女は極端な例ですが、何か自分に望ましくない事が起こった時に、それに対してどう反応するかはその人によって違います。
借金を生き地獄だという人もいれば、人生にテコ入れするために必要なスパイスだと考える人もいます。本当に世の中にはいろんな人がいますから、そこを乗り越えていければ、また成長する事が出来、次に同じような問題が起こったり、何か望ましくない事態に直面した時、免疫が出来ているので、たくましくなってる自分に気づくはずです。
浮気は人生の終わりではなく寄り道と考えられる思考力をつける
基本的に、人生で成功していると言われている人達に共通して言える事があります。それはぶれないプラス思考です。これはどうゆう事かと言いますと、多くの人は、他人や環境のせいにして人生を生きています。すべての人は、自分の生き方や考え方が正しいと思っており、その枠から抜け出す事が出来ないから、自分の価値観がすべてとなり、自分が考えるものが間違っているわけがないと思っています。
すべてが自分の物差しではかるため、その基準とずれるものはおかしいという判断が生まれるわけです。そして間違っていると判断した場合、相手がその意見に従うまで追いつめ、いつまでもしつこく執着し変えようとする人がいます。これでは何の解決にもなりません。
自分が正しい・・・というのは、すべての人間がそう思っているわけですから、その考えを、相手の立場に立って当てはめてやればいいだけです。自分が正しいと相手もそう思っているので、自分も正しく相手も正しいという意見で争っていても、解決は見えないというのが英断です。
そして、幸せな人生を生きている人達というのは、この事を知っているので、他人を責めようとしません。自分も正しく相手も正しい。だから、生じた問題をどのように考えるか、どう捉えれば解決するかを考えています。浮気を人生の終わりと考えるか、ただの寄り道ととるかは自由だという事に気づくべきです。
そしてこれが出来るか否かで、人生の成功の度合いは決まります。成功している人、幸せな人生をおくっている人達というはみな、共通してこの点に気づいており、行動に移しています。
どのような訓練をすれば、この思考を手に入られるのか?
理屈は分かっても、実際に行動に移すとなると、どうすれば良いのか分からない。うまく出来ないという方が多いと思います。実際に何をすれば良いのか、どうすればこの思考を手に入れる事が出来るのか、これは毎日の習慣で手に入れるしか方法がありません。
人間の習慣というのは21日で定着すると言われています。なので3週間続ける事が出来れば、基本的にはどんな事でも、達成可能だと思います。たとえば、禁煙にしてもそうなんですが、最初の3日間くらいは、禁断症状が出るくらい、吸いたくてたまりません。しかし、その線を超える事が出来れば、あとはかなり楽になります。
そして次は3週間、そして3ヶ月といった感じで、なぜかは具体的には解明されていませんが、3のつく数字を基準に考えていくと、どんな大変な事でも達成する事が可能です。それでは実際にどのような習慣をすれば良いのか、次章で、詳しくお話ししていきましょう。
常に自分の問題であると考えるようにする
自分の身の回りで起きている問題は、誰のせいでもなく、常に自分が原因で起こっていると言う風に考えると良いでしょう。実際にすべてそうかと言われれば正直疑問なところはありますが、それも捉え方を変えれば、そう考える事が出来ます。なぜ、このような思考をすべきなのかという点においては、その方が幸せになれるからです。
ずっと、苦しんで悩み続けている人生よりも、問題をどんどん乗り越えていける人の方がずっと充実した人生が過ごせます。時間を大事にしましょう。例えば、道を歩いていたら車がつっこんできて、体の自由がなくなった。これは人災と呼ばれる類いのものですが、これ自体はあなたには落ち度はありませんが、この事が起きたあと、それに対してどう考えるかはあなたの選択ですよね。
理不尽な事は、なぜ起きてしまったのか?ではなく、起きてしまったからどうすればいいだろうと考えるようにしましょう。もちろん、この思考法は浮気にも応用出来ます。
まとめ
思考をマネージメントする能力を身につけ、常に光を見続けるようにする。そうすれば浮気は、生きて行く上では終わりではない事に気づくと思います。なので、希望を持って、浮気に対する解釈を変える。それを習慣化していく力を養いましょう。